子どもたちに農業について知ってもらおうと、岡山県赤磐市の小学校で29日、調理実習が行われました。
調理実習には赤磐市立山陽小学校5年生の児童30人と赤磐市と備前市、和気町の生産者9人が参加しました。
(記者) 「きょう調理で使われる野菜は和気町産のナスビや赤磐市産の黄ニラなど、岡山県で作られた野菜のみです」
児童が最初に作ったメニューは「チンゲンサイとじゃこの炒め物」です。チンゲンサイは赤磐市で取れたものです。栽培した東山洋さんも調理を見守りました。
さらに和気町で栽培されたナスビをしっかり焼き、上からソースをかけてピザ風に仕上げました。新鮮な黄ニラが入ったスープも作り、完成。調理の後、生産者と一緒に食べました。
(児童はー) 「おいしかったです!」
(赤磐市でチンゲンサイ栽培/東山洋さん) 「作ることばかりやってるんで料理したり、おいしいって言って食べてもらうことがないんで、珍しい経験させてもらって光栄です。うれしいです」
(東備地方新農業経営者クラブ/皿井洋志 会長) 「大人になって、この土地のいろんな農作物の良さっていうのを分かるようになったんですけど、小さいうちからそういうことをわかってもらえたら僕たちもやりがいがあります」