岡山特産、黄ニラの栽培農家が機械を使った苗の植え付け作業に取り組んでいます。
(記者) 「黄ニラの苗を植える機械です。1分間で約30株の苗を植えることができます」
試験的に苗の植え付け作業に機械を導入したのは岡山市の黄ニラ農家、植田輝義さん(45)です。 作業時間を短縮して黄ニラの生産量を増やし、地元での消費や販路の拡大を目指します。リズミカルに機械に入れながら苗を植えていきます。
植田さんはこれまで4月から6月頃に手作業で種をまき、1年半から2年かけて黄ニラを栽培していました。機械を導入することで約半年早く収穫でき、空いた畑でパクチーなど別の野菜を栽培することができます。
(アーチファーム 黄ニラ大使/植田輝義さん) 「黄ニラの生産量を今の倍にしていきたいですし、倍になったものをそれぞれのお客様のニーズに合った届け方を工夫して、時代に対応できる黄ニラ作りに励んでいきたいと思います」
黄ニラの苗を植える機械は2021年度から正式に導入する予定です。更なる効率化を目指して、黄ニラの洗浄機も導入したいということです。