岡山県瀬戸内市邑久町で冬の味覚、カキの水揚げが31日、始まりました。
カキの水揚げは10月31日が初日です。島に囲まれて栄養豊富な邑久町虫明の海は、昔からカキの養殖で知られています。台風の時期は陸に囲まれた内海で育て、水揚げ前に外海に移します。
カキをつるす「カキ筏」のロープの長さは約5メートルです。邑久町漁協では今シーズン例年並みの約1500トンの水揚げを見込んでいます。
(邑久町漁協/松本圭司さん) 「この色がちょっと黄色がかってクリーム色で身が詰まっている証拠です。近年では一番いいです。今年の身入りが」
水揚げしたカキは、主に岡山県内や関西などで流通します。水揚げ作業は来年5月ごろまで続きます。