連携を確認しました。
坂出市の石油コンビナートで、南海トラフ地震を想定した大規模な防災訓練が行われました。 訓練には坂出市番の州町の工場や消防、海上保安部などから約110人が参加しました。
南海トラフを震源とする大規模な地震で石油タンクに亀裂が入り、漏れた原油に引火したという想定で、消火や油の流出を防ぐ手順を確認しました。
番の州地区は、油や高圧ガスを扱う工場が立ち並んでいて、訓練は毎年、持ち回りで行われています。 実際の災害の時には、それぞれの自衛の消防組織が応援に駆けつけるため、工場の構造や特徴を把握することも訓練の目的の一つです。
(香川県危機管理課/本田雄一 課長補佐) 「燃え始めたときも、単純に火が燃えているだけじゃなくて、いろいろな有毒な物質も発生したりもしますから、そういったことへの対応ができるようになっていなければならない」