香川県の坂出警察署が解体する旧庁舎を利用して、災害時に倒壊した建物から被災者を救助する訓練を行いました。
訓練は大規模な地震により土砂崩れが発生し、倒壊した家屋に残された人がいる想定です。 坂出署や香川県警本部の警察官らが連携を確認しながら訓練を進めました。
機動隊は鉄筋コンクリート造りの厚さ15センチほどの壁に機械で穴を開けていきます。残された人への声かけをこまめに行い安全を確保しながら作業しました。 今回の方法であれば、要救助者を確認してから5分ほどで救出できるということです。
(坂出警察署/森英之 警備課長) 「今後、南海トラフ地震、さらには豪雨災害が発生も予想されておりますので、今回の訓練を生かして県民の皆様の安全の確保に努めてまいります」