11月定例岡山県議会が28日、開会しました。伊原木知事は昨年7月の西日本豪雨被災者の生活と暮らしの再建に丁寧に取り組む考えを示しました。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「仮設住宅入居者に対し再建した自宅や民間賃貸住宅へ転居するための費用を支援する制度を新たに設け、一日も早い生活再建につなげてまいりたいと考えている」
本会議で伊原木知事は26億9600万円を減額する一般会計補正予算案など17議案の提案理由を説明しました。西日本豪雨関連では仮設住宅に入居した被災者の転居を支援するため、敷金や引っ越し費用など1世帯当たり最大30万円の助成事業に取り組みます。
議決後の2020年1月から受け付けを始める予定で11月議会に1億6600万円の補正予算を計上しました。
一方、公共事業に対する国の補助が当初予算の見込みを下回ったため、43億5900万円を減額します。11月定例岡山県議会は12月3日に代表質問があり、12月20日に閉会します。