香川県が新年度の一般会計当初予算案を発表しました。総額は4720億円で、「防災・減災」に重点を置いて取り組む方針です。
香川県の新年度の一般会計当初予算案は、総額約4720億円で、前の年度より49億円ほど増えています。 社会保障費の増加などが主な理由で、過去10年間で最大規模となっています。
重点を置いて取り組む「防災対策推進事業」には、4億4000万円を計上しています。 携帯電話用に開発する「防災アプリ」の利用促進や、南海トラフ地震に備えた各市町の取り組みの経費の半分を補助する事業を新たに始めます。
また、若者に魅力のある雇用づくりをめざし、「情報通信関連産業の育成・誘致事業」に1億2000万円を計上しています。この予算案は17日に開会する県議会に提出されます。