大学生が7日、岡山市で日本酒の仕込み作業を体験しました。
岡山市の板野酒造を訪れたのは、中国学園大学の学生5人です。5人が所属するゼミでは岡山市の犬養木堂の生家に生えている植物などから酵母を採取し、「木堂酵母」という日本酒造りに取り組んでいます。
7日は日本酒の仕込み作業の最後の工程を体験しました。まず、岡山県産の雄町米などが発酵したタンクに2人がかりで米こうじを投入します。 酵母菌を増やして20日から25日発酵させると、バランスの取れた味になります。
学生たちはタンクの中をかき混ぜたり蒸し米をすくったりして、日本酒造りの大変さを感じていました。
今回、学生たちが仕込みを手伝った「木堂酵母」は4月以降に販売される予定です。
(学生はー) 「実際にこうやって作ってるんだっていうのを体験しながら知ることができるのが、何よりの楽しみですね」