新型コロナウイルスの感染が拡大し、香川県でも影響が広がっています。香川県庁では関係部署を集めた対策会議が開かれました。
「対策検討会議」には、関係する部署の課長や保健所、警察などから約30人が参加しました。会議では、国内外の感染者数や各部署が行っている対策などについて情報共有しました。
香川県によると、県内5つの保健所には9日までの1週間で、医療機関や企業、県民などから188件の相談が寄せられました。このうち一般の県民からの相談は112件で、前の週の2.7倍に増えました。予防に関する質問や「検査を受けたい」との要望もあったということです。 各保健所には2月3日から、湖北省への渡航歴がある人などを対象とした相談センターが設けられています。
また、観光面では高松ー上海便が10日から2月いっぱい運休し、ホテルの予約キャンセルが相次いでいます。
(香川県/浜田恵造 知事) 「お互いに疑心暗鬼になるようなところは、できるだけ払拭したい」
定例会見で浜田知事は、関係機関と連携しながら今後も冷静に対応したいと語りました。