香川県では12日、保育士3人を含めて4人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。感染者が1日で倍増したことを受け、県の対策本部会議で今後の対策強化について話し合いました。
(香川県/浜田恵造 知事) 「一気に倍増するというような事態に陥りました」
香川県庁で行われた対策本部会議には、浜田知事や各部署の責任者など約20人が参加しました。
浜田知事は、高松市の飲食店で、経営者の男性が4月10日に、従業員が12日、感染が確認されたことを受けて、他の飲食店にも店内の洗浄や消毒を徹底するよう要請する方針を示しました。
その後行われた定例会見では、感染者用に確保しているベッドの数を増やすことや、休校による学習の遅れを取り戻すための対策を検討していることなどを明らかにしました。 また、接客を伴う飲食店への出入り自粛を要請するとともに、県警本部と協力して通常のパトロールの際に繁華街を歩く人への声かけも行っていくとしました。