香川県で2018年度、殺処分された犬は6年連続で全国ワースト1位でした。
2018年度、香川県では2620匹の犬が保健所に収容され、約6割にあたる1522匹が殺処分されました。殺処分は、前の年度より189匹減ったものの6年連続で全国ワースト1位です。
また、殺処分率は全国平均の21.9%を大きく上回る58.1%で、全国ワースト2位です。
香川県と高松市は2019年3月、犬猫の譲渡を推進するため「さぬき動物愛護センターしっぽの森」を開所しました。
県の調べでは、開所後の去年4月~12月までの9カ月間では、前の年より犬の譲渡が215匹増えて、殺処分も531匹減るなど改善がみられるということです。