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香川県の犬の殺処分数 9年ぶりにワースト脱却 前年度から277匹減 譲渡など進む

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 香川県で2021年度に殺処分された犬の数が、9年ぶりに全国ワーストを脱したことがわかりました。

 香川県のまとめによると、2021年度は1420匹の犬が保健所に収容され、293匹が殺処分されました。殺処分された犬は、前の年度より277匹減り、9年ぶりに全国ワーストを脱しました。

 香川県と高松市は、犬や猫の譲渡を進めるため2019年3月に「さぬき動物愛護センターしっぽの森」を開所しました。

 2021年度の犬の殺処分数は、センター開所前、2018年度の5分の1ほどでした。また、2021年度の犬の譲渡数は、2018年度より100匹余り多い1004匹でした。

 県は2030年度までに、犬の殺処分数を2020年度の半分、285匹以下にすることを目標に掲げています。

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