路面電車のJR岡山駅前広場への乗り入れについて岡山市が13日、「路線バスなどへの影響はほとんどない」とする調査結果を発表しました。
(岡山市/大森雅夫 市長) 「ほとんど問題はなかったと思っている」
岡山市は市内中心部の交通の利便性を図ろうと路面電車を岡山駅前広場まで乗り入れ、新たな停留所を設置する事業を進めています。
岡山市は1月26日から2日間、この事業による交通への影響を調査しました。調査では路面電車の乗り入れを想定して東西の青信号の時間を12秒短縮しました。その結果、1回の青信号で交差点を通過できなかったバスは1時間当たり最大5台でした。
今回の調査結果を受けて岡山市では「既存の交通への影響はほとんどない」として、2022年度の事業の完成を目指します。