香川県宇多津町の四国水族館は、予定通り3月20日のオープンに向けて準備が進んでいます。3月3日には、水槽を使わないアート展示と生き物や館内の案内をするAIシステムが公開されました。
四国水族館には、三豊市にも言い伝えがある浦島太郎が旅した「龍宮城」が出現します。 館内で唯一、水槽を使わない展示です。浦島太郎が経験したであろう物語の世界を、光の切り絵などで再現しています。
(アクアメント 経営企画部/小林弘嗣 部長) 「この空間も水族館ではあるんですけど、龍宮の景に限らず四国水族館館内、至る所に少しアートを感じるようなつくりにしています」
また、水族館の生き物や館内を案内してくれるAIのシステムが2カ所に設置されています。
(AIに質問する様子) 「(Q.イルカは何を食べますか?)マダライルカは主に魚やイカ、タコなどを食べています」
黒電話のダイヤルを回すと質問によって3人のキャラクターが答えてくれます。
四国水族館は予定通り、3月20日にオープンします。