香川県東かがわ市の手袋メーカーが布製マスクの新商品を発売します。立体的な構造に加え、ウイルスを通しにくい素材が特徴です。
東かがわ市の手袋メーカー「イチーナ」が、布製マスクの新商品「シンクニット 3Dニットマスク」を4月8日から発売すると発表しました。
3月から販売している布製マスクに、高分子ナノファイバーでできたインナーシートをつけました。一般的なマスクのシートよりも繊維が細いため、ちりやウイルスを通しにくく、静電気を使わずにちりやウイルスを捕えるため、その効果を長時間持続することが可能だそうです。
色は黒、白、ブルーグレーの3色で、価格はひとつ1980円(税込)です。 「イチーナ」ではマスク専用の作業場を設けるなど生産量を増やす対策に追われています。
(イチーナ/市場浩 社長) 「布マスクの安全性が問われる報道もありますが、ナノフィルターを使うことで安全性はかなり高くなったと思います。マスクが不足している状況で、より多くの方にこのマスクを使っていただけるよう願っている」