14日、高松市の1歳の男児が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。香川県では20例目の感染確認で、乳幼児の感染確認は初めてです。
香川県と高松市によると、男児は12日に39.0度の発熱があり、医療機関を受診。13日も38.9度の発熱があり、別の医療機関を受診し、14日に感染が確認されました。 男児にはぜんそくの持病がありますが、現在症状は落ち着いているということです。
発症前14日以内に県外の滞在歴はなく、感染経路は分かっていません。濃厚接触者は家族4人で、今後PCR検査を行う予定です。
この男児は、4月7日に高松市立の保育所に入園。7日には入園式で30分、9日と10日は2時間程度、保育所に滞在したということです。 高松市は、男児が通う保育所を15日から2週間、臨時休園とすることを決めました。保育所に滞在した時間が短いことから、市は保育所名は公表しないとしています。
高松市では13日までに、鬼無保育所の保育士11人が新型コロナウイルスに感染していることがわかっていて、こちらの園児についても15日以降、全園児のPCR検査を行う予定です。