高松市立の小中学校は25日に再開となります。休校中の児童や生徒は再開を前にどのように過ごしているのでしょうか。
高松市立新番丁小学校では、校庭では児童が遊ぶ姿が見られました。
(記者リポート) 「ブランコや滑り台で遊んでいるほか、小学校のグラウンド、サッカーをするなどして校庭を幅広く使っています」
高松市教育委員会は保護者同伴であることを条件に、5月11日から22日まで小学校の校庭の開放を認めています。
(小学生はー) 「今はコロナウイルスが流行っているから、どこにも行けないから、運動場に来てとてもうれしいと思います」 「学校は、早くみんなと会いたいから早く始まってほしい」
一方で、体調面だけではなく、学習面に対して心配する声もありました。
(保護者はー) 「勉強は本当に心配で、4年の最後から今の5年の最初の勉強ほとんどしてない状態で。一応いろいろやらせてますけど、やっぱり学校で勉強するというもののありがたみをすごく感じています」
一方、いくつかの市立中学校では学習面で独自に対策を取っています。 桜町中学校では、あらかじめ決められた時間内であれば、教室に待機している先生に生徒が質問をしに行くことができます。
(高松市立桜町中学校/中澤奈緒美 先生) 「私のクラスですと3分の1ぐらいの生徒が来て、集中して自習を行いました」
高松市の小中学校では原則として25日から28日までは給食を含む午前中のみの授業、29日から通常通りの授業を行います。登校する人数も、出席番号の奇数と偶数で分けるなど、約半分になるように勧めています。
中学校の部活動は、25日からその日に登校した生徒を対象に行われる方針です。