岡山県倉敷市真備町でSNSを活用した防災訓練が2日、行われました。
(訓練の様子ー) 「内水被害がそこそこ出てきていると思うので、そこを注意する」
(記者) 「こちらの訓練ではスマートフォンの通信アプリから寄せられた情報を集めています。また、スマートフォンでは、集めた情報をすぐに確認することができます」
大雨の影響で高梁川と小田川が氾濫危険水位に達したという想定です。
2018年7月の西日本豪雨では「避難時に被災状況が把握しづらかった」という意見が住民から上がりました。これを教訓に倉敷市真備町にある河川事務所では通信アプリ「LINE」を活用して、浸水や土砂崩れなどの災害情報を住民と行政が共有できるようにしました。
2日の訓練では、住民などからLINEで寄せられた276件の情報をもとに被災状況を取りまとめました。
(高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所/桝谷有吾 所長) 「これから大雨の時期が来ますのでその前に地域をまわらせてもらって、必要であればこういったものも実践をして周知をしていきたい」