さぬき市が進める大串半島の活性化について、整備を目指す飲食店の基本構想を審査する特別委員会が、6月4日、開かれました。
さぬき市の大山市長は2018年12月の議会で、大串半島の活性化を進めるため核となる飲食店を整備する方針を示しました。 休館していた温浴施設や宿泊施設は2020年に入って取り壊しが進められています。 一方、飲食店の設計やデザインといった「基本構想」は神奈川県出身の建築家堀部安嗣氏に策定を依頼していました。
6月4日に開かれた特別委員会では、飲食店の建築費や収支予測などを含む「基本構想案」が示されました。飲食店の整備費用は約2億7200万円で、木造平屋建てで軽食のほかワインなども提供する方針です。
出席した市議からは「宿泊施設はどうするのか」といった質問や、「お金を掛けずに成功事例を作るべき」などの意見が出ました。