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大串半島のにぎわい作りへ 休館施設を取り壊し飲食店の整備を表明 香川・さぬき市

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 香川県さぬき市北部の大串半島にある、休館中の施設について新たな動きです。10日の市議会で大山市長は、大串半島の一部の施設を取り壊して、今後、新たな飲食店を整備する方針を示しました。

(さぬき市/大山茂樹 市長) 「旧大串温泉および、旧グリーンヒル大串の建物を撤去して、ワイン貯蔵庫を有するカフェ&レストランを設計する計画となっております」

 さぬき市は、バブル期を中心に、キャンプ場や温浴施設など様々な「ハコモノ」開発を行いました。しかし、利用は低迷し、休館する施設もありました。

 2013年に民間事業者と契約を結び、施設のリニューアルを委託したものの、業績不振を理由にわずか2年で契約を解除しています。

(記者) 「新たな飲食店が整備されるのは、こちらの施設です。今ある建物を壊して、新しくする計画です」

 休館した施設の取り壊しや、新しい飲食店の整備など、市が具体的な方針について明らかにしたのは初めてです。

(町の女性はー) 「ちょっとさびれている印象だったので、栄えたらいいなと思う」 「(飲食店が)できたら、足があったら行きたい。バスでもあったら」

 また、さぬき市が保有する5つの温泉施設について、今年8月、有識者らの検討委員会が赤字の大きい「ツインパルながお」と「ゆ~とぴあみろく」の2つを廃止するよう答申していました。

 大山市長は、2つの施設について職員数や運営時間などの経費を見直しながら当面は営業を続け、来年度中に存続か廃止かを含めた方針を固めることにしています。

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