さぬき市は大串半島の活性化を目指し、飲食店を核とする新たな拠点施設を整備する計画を進めています。7日、市議会はこの施設整備を盛り込んだ基本構想を可決しました。
7日に開かれたさぬき市議会の特別委員会では、拠点施設の整備を盛り込んだ大串半島活性化に向けた基本構想を審査しました。
今年6月に大山市長が示した基本構想によると、施設は190平方メートルほどの木造平屋建てで、カレーなどの軽食のほかコーヒーやワインなども提供する方針です。整備費用は約2億7200万円です。
特別委員会の委員からは「三密を避けるよう施設の設計を見直してはどうか」といった意見が出ました。
また市が募ったパブリックコメントでは計画の見直しを求める意見が半数を占めたものの、市議会は賛成多数で 基本構想を可決しました。
(大山茂樹市長) 「大串半島の活性化というのはコロナのある無しにかかわらず、基本的な方針としては大切だったと改めて思います」