子猫の世話をするボランティアの養成講座が4日、岡山市で開かれました。
ボランティアで飼い主のいない子猫の世話をしてもらおうと、岡山県動物愛護センターが開いた養成講座です。参加者は授乳や排泄の方法を学びました。
岡山県は2020年度から子猫の「一時預かり」制度をスタートさせました。授乳が必要な猫の世話を登録ボランティアに依頼します。
固形の餌を食べるようになれば再び愛護センターに戻し、譲渡会などで飼い主を探します。
岡山県動物愛護センターでは2019年度、約250匹の猫を保護しましたが、約4割は授乳の世話が必要な子猫でした。
(参加者はー) 「命がつなげられたらというお手伝いが、定年した後でもできれば」
(岡山県動物愛護センター/長谷川亜季 課長) 「行政では何時間おきに授乳するとかいうのは難しい、一人でも多くボランティア登録してもらって、助かる命が多くなれば」