会場はきらびやかに輝いています。岡山市のデパートで金製品を集めた展示・販売会が開かれています。
(記者) 「こちらの大きなだるまは高さが180センチもあります。金箔が約1700枚張られているんです。新型コロナウイルス感染拡大に苦しむ日本を応援しようというメッセージが込められています」
(大黄金展 会場責任者/中島泰弘さん) 「お求めでない方も、だるまと一緒に写真を撮ってもらえるので、ぜひこのフォトスポットを楽しんでいただければ」
岡山高島屋で開かれている「大黄金展」です。会場には金を使った美術品や仏具など総額40億円相当、約1000点が 並んでいます。
安定資産として人気がある金は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で社会不安が高まる今、価格も上昇傾向にあります。
2019年1年間の平均価格(1グラム)は約5500円でしたが、8月7日には7769円、9月2日は7426円となっています。
(中島泰弘さん) 「40年ぶりの最高値。非常にうれしい。価値のあるものに何か残したいという方が非常に多いので、いろいろ選んでいただきたい」
「大黄金展」は岡山高島屋で8日まで開かれます。