金製品の展示・販売会が3日、岡山市のデパートで始まりました。最も高い商品の価格は8億円以上です。
(宮川周三リポート)
「高さが2m以上ある等身大のミロのヴィーナス。凹凸までしっかり再現されていて、見ているだけで迫力があります」
パリのルーブル美術館に展示されているミロのヴィーナスを再現したもので、岡山初登場です。約1500枚の金箔を使っています。
岡山高島屋で始まった「大黄金展」です。雑貨や食器、置物など約1000点の金製品を展示・販売しています。
最も金額が高い商品が「大判」です。縦約1m、横約60cmで、重さ20kgほどの純金で作られています。価格はなんと8億4700万円です。
人気サッカー漫画「キャプテン翼」の主人公、大空翼の等身大像は金箔を約900枚使っていて、価格は2830万円です。
安全資産とされる金。国際情勢の変化などで国内の金の小売価格は1日、初めて1g当たり1万8000円を突破し、3日午前9時半時点で1万8691円となりました。
(大黄金展を主催するSGC/中島泰弘さん)
「とにかく見ていただくだけでも十分だと思います。これだけ迫力のある催事はなかなかございませんので、ぜひとも来ていただきたいと思っています」
大黄金展は、9月8日まで岡山高島屋で開かれています。