事件現場に残された証拠を集める「鑑識活動」。現場での気づきを基に作られた新たな技術の発表会が香川県警で開かれました。
発表会は、鑑識技術を高めるために香川県警が毎年行っているもので、警察本部や各署の鑑識課員ら27人が発表しました。
ゴムで繋がれた2本のペットボトル。掃除機の先に取り付けて、銃を発砲した時に飛んだ火薬のくずや事故車両の破片といった細かい証拠を採取します。ノズルの先にフィルターをつけることで、他の現場で採取した証拠と混ざるのを防ぐことができます。
(香川県警察本部 鑑識課/橋本堅吾 警部補) 「費用ですとか吸引力の点で改善する余地はあるのかなと。より多く試してみて課題を見つけていけたら」
特に優秀な作品は警察庁の発表会で披露され、実際の鑑識活動にも採用されます。