警察官の仕事を知ってもらおうと、岡山県警がインターンシップを開き、大学生らが鑑識活動などを体験しました。
岡山市の岡山県警察学校で開かれたインターンシップには警察官を志す大学生ら約100人が参加しました。
このところの売り手市場により、岡山県警へ就職志望者は減少傾向が続いていて、昨年度の採用倍率は3.5倍と過去最低となっています。
参加者は鑑識課の警察官の指導のもと、事件現場などで実際に使うアルミニウムの粉末で指紋採取を体験しました。 また、職務質問の体験も行われ、参加者は不審車両の中を調べて危険物を押収していました。
(参加した大学3年生はー) 「怖い、厳しいイメージがあったんですけど、きょういろいろ話してみて優しいイメージに変わりました」
岡山県警はこうしたインターンシップの開催や来年度の採用試験からスポーツの全国大会出場経験を成績に加点するなどして、積極的な人材確保に取り組むとしています。