毎年夏から秋にかけて草地などで見られるサワヒヨドリの花を、岡山県総社市で撮影しました。
(記者) 「こちらの花、一見地味なんですけども渋くて良い色してますね」
サワヒヨドリはキク科の植物です。花は淡い赤紫色でくすんだものや明るいものなど、さまざまな色合いです。 茎の先のほうに小さな花が集まって咲くのが特徴で、ひげのようにひょろひょろと伸びているのはめしべです。
名前に「サワ」とつくのは水辺の近くに生息しているためで、日当たりの良い草地や河原など湿地で見られます。
サワヒヨドリは毎年8月ごろに花をつけ始め、朝夕が肌寒くなる10月ごろまで咲いています。