西日本豪雨により浸水被害を受けていた、岡山市北区の温泉水を販売するスタンドがリニューアルオープンしました。
(記者) 「あー気持ち良い。泉質が軟らかくて肌がすべすべするような感じがします。この温泉を温泉スタンドで給水して自宅で楽しめます」
再開したのは岡山市北区「たけべ八幡温泉」に設置されている、温泉水スタンドです。
スタンドは以前、旭川沿いに設置されていました。しかし2018年の西日本豪雨で川が越水し、壊れてしまいました。浸水被害を受ける前は年間で約3600回の利用があり、再開を求める声が多くありました。 そこで、岡山市は川から離れた駐車場の一角に新しくスタンドを建てました。建設費用は約820万円でした。
雨が降る中、再開を待っていた人が早速利用していました。
(利用者はー) 「このままお風呂に入れて追いだきする。アトピーの治療に使います」
温泉水は100リットル200円で販売されています。
たけべ八幡温泉によりますと、温泉水は飲み水として利用はできず入浴に使ってほしいということです。
(たけべ八幡温泉/金畑紀暢 支配人) 「お子さんや乾燥肌になりやすい方に体に当てるなどして浴用に使っていただき、皆さんに喜んでもらいたい」