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西日本豪雨で被害受けた今保・白石地区でポンプ場の稼働開始 25mプール45杯分の水を約1時間で排出 岡山市

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 5年前の西日本豪雨で大きな浸水被害を受けた岡山市の今保・白石地区で、14日からポンプ場の稼働が始まりました。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「30年7月豪雨と同じ雨が降ってもこの排水区では床上浸水が出ないということを想定しております」

 岡山市北区の今保ポンプ場です。通水式ではポンプの運転や放流の状況が確認されました。

 今保・白石地区では、2018年7月の西日本豪雨で住宅約290軒が床上浸水する被害がありました。大雨で水位が高くなった笹ケ瀬川に用水路の水が流れず、住宅地などにあふれたのが原因です。

 これを受け、岡山市では2021年からそれぞれの地区にポンプ場の整備を進めていました。

 大雨の時などに用水路の水をポンプ場に引き込み、笹ヶ瀬川に排出することで住宅などへの浸水を防ぎます。

 2台のポンプを使い、25mプール45杯分の水を、約1時間で排出できるということです。

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