科学を楽しく学べるイベントが8日、高松市で開かれ、夏休み中の子どもたちでにぎわいました。
「産業技術総合研究所四国センター」が開いたもので、会場には科学の実験などを体験できる20のブースが設けられました。
高松東高校の生徒によるサイエンスショーです。風船でできた犬を液体窒素に浸けると犬がしぼんでいきます。
それを引き上げると……
(高校生)
「だんだんワンちゃんが戻ってきています」
風船の中にある空気の体積が温度によって変化する様子を子どもたちが興味深そうに見ていました。
子どもたちはカーネーションを-196℃の液体窒素に浸し、花びらを凍りつかせる実験をしました。
(参加した子ども)
「パリパリのところ。面白かった」
産業技術総合研究所が行ったワークショップです。子どもたちが「孔雀石」という石を細かくつぶして水のりと混ぜ、お手製の絵の具を作りました。そして、すぐに絵の具を塗って出来栄えを確認しました。
(参加した子ども)
「石を細かくつぶすところ。意外と作るのが大変だった」
(産業技術総合研究所/川邉禎久さん)
「例えば河原に行った、海岸に行った、そういうところで自分なりのきれいな岩石・石を見つけた、それでも(体験は)十分です」