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中学3年生になって初めての行事 「運動会」に笑顔あふれる 香川・善通寺市

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 生徒からは笑顔があふれていました。新型コロナの影響でほとんどの学校行事がなくなった中学3年生のために、香川県善通寺市でスポーツフェスティバルが開かれました。

 スポーツフェスティバルは、思い出に残る行事がしたいという善通寺市立東中学校3年生の思いを受け、先生や教育委員会などが協力して実現したものです。

(記者リポート) 「この種目は元々の運動会には予定されていなかったんですが、密を避けてできるようにと生徒が考えました」

 フリスビーのほかリレーや玉入れ、ドッジボールなど6つの種目をクラスマッチ形式で競いました。  この中学校では、5月の運動会や8月の修学旅行、10月末に予定していた文化祭や合唱コンクールなどほぼ全ての学校行事が中止になっています。

 そのため、卒業アルバムが欲しくないという生徒もいたそうですが、3年生になって初めての行事に、笑顔があふれていました。

(3年団 学年主任/河内仁美 教諭) 「今の時点で子どもたちが頑張っている姿を見て感動しています。いきいきとしています。毎日が運動会だったらいいのにねと思います」

 午後からは、消毒や座席の間隔を空けるなどの対策をとって保護者に公開しました。  保護者は全力疾走する子どもたちの姿をしっかりとカメラに収めていました。

(スポーツフェスティバル/石原弾 副実行委員長) 「やっぱり1年生と2年生としたかったっていうのはあるけど、できんよりマシやからいいと思う」

(スポーツフェスティバル/原佳乃子 実行委員長) 「いい思い出を作りたかったっていう気持ちがこういう形になって、少し違った形の思い出の作り方だけど私たちなりにできて良かったです」

 善通寺市立東中学校では形に残るものを残そうと、今後、モザイクアートに取り組む予定です。


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