日本酒の原料となる米の価格高騰を受け、香川県の酒造組合が知事に助成や対策を要望しました。
香川県内の酒造会社6社で作る組合の川人裕一郎会長らが香川県庁を訪れ、池田知事に要望書を手渡しました。
組合によると、日本酒の原価の約半分を占める米の価格は2023年と比べて2024年は1.3倍となり、2025年は2倍ほどに上昇する見通しです。
組合は米の生産者と適正価格で取引するための助成や、猛暑による高温障害で香川県産米の品質が落ちていることへの対応を求めました。
(香川県酒造組合/川人裕一郎 会長)
「(酒造会社と)農家さんが共存共栄、しっかりと将来に向けて永続的にいい関係でいける施策を県の方にお願いしたい」