岡山市が24日、新型コロナ対策を中心とした補正予算案を発表しました。感染リスクが高い保育園などの児童福祉施設や介護現場で働く人への慰労金、新生児の子育て応援金を独自に支給します。
岡山市は、総額15億6000万円の2020年度の一般会計補正予算案を、27日に開会する11月定例市議会に提案します。
このうち新型コロナウイルス関連では、国の慰労金の対象外となった保育園や放課後児童クラブなどの児童福祉施設や、介護事業所などで働く人への慰労金として1人当たり3万円を独自に支給します。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「新型コロナ対応への慰労と感謝の気持ちを込めて、1人3万円の慰労金をお届けしたい」
また、4月28日以降に生まれた新生児1人当たり3万円の子育て応援金や、高齢者のインフルエンザ予防接種の無料化など、市民生活への支援費用も盛り込んでいます。