香川県は新型コロナウイルスの対応にあたる医療従事者に、最大20万円の「慰労金」を支給する方針を決めました。
香川県は22日朝の対策本部会議で医療体制の整備や雇用維持などのために約総額144億円の補正予算案を編成したと発表しました。この中には医療従事者への「慰労金」32億円あまりが盛り込まれています。
慰労金は新型コロナの患者の対応にあたった医療機関には1人あたり20万円、まだ患者を受け入れていない指定医療機関には10万円、そのほかの病院や診療所などには5万円を支給します。 また、介護福祉サービス事業所などには1人5万円を支給します。
このほか、香川県は7月から半年間、知事と副知事、教育長3人の給与をそれぞれ20パーセントから8パーセント減額する方針を決めました。補正予算案などは、22日に開会した6月定例県議会に提出しました。