岡山県倉敷市出身で紙芝居・絵本作家のやべみつのりさんと、その息子でお笑い芸人・漫画家の矢部太郎さんによる特別展が17日、倉敷市で始まりました。
(倉敷市出身の紙芝居・絵本作家/やべみつのりさん)
「人生の年輪の中心には倉敷・連島で育ったものがあるんだなということをつくづく感じています」
(お笑い芸人・漫画家/矢部太郎さん)
「すごい展覧会をしていただくことになって何か大変なことになっちゃったかなと。お父さんの絵、僕本当に大好きで素晴らしい絵なのでそれを見て楽しんでもらえる機会ができてうれしいなと思います」
倉敷市出身のやべみつのりさん。「ほねほねマン」の紙芝居や「かばさん」の絵本などが代表作です。
息子でお笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎さん。漫画家としても活動し、「大家さんと僕」などの作品で知られています。
親子2人による特別展が倉敷市立美術館で始まる前日、16日に内覧会が開かれました。
会場には、2人が手掛けた作品の原画や資料など約200点が展示されています。
やべみつのりさんが描いた「家族絵日記 光子ノート」は、長女で矢部太郎さんの姉、光子さんの成長を描いたものです。矢部太郎さんが今回の特別展に合わせて一冊の本にまとめました。
矢部太郎さんの漫画、「ぼくのお父さん」は、父・やべみつのりさんのユニークな子育てぶりを描いています。
(お笑い芸人・漫画家/矢部太郎さん)
「今回のために2人で倉敷の絵を1枚描いたりもしたので、それもぜひ皆さんに見てもらいたいなと思います」
(倉敷市出身の紙芝居・絵本作家/やべみつのりさん)
「私のやってきたことを見て、皆さんのご家庭にもちょっとでも共感していただけるところがあればうれしいと思います」
特別展は、倉敷市立美術館で2025年12月21日まで開かれています。