東京大学の学生らが、岡山県に住む子どもたちを対象にオンライン家庭教師を行っています。
ビデオ会議システムのZoomを使って授業を受けているのは、倉敷市の小学6年生石田大知君。
画面の中にいるのは、東京大学4年生の藤田太郎さんです。
新型コロナウイルスの流行をきっかけに8月にスタートしたオンライン家庭教師では、東京大学などに通う岡山県出身の学生が教えています。
この授業は発案者の東京大学4年生池田彩乃さんらが、インターンシップで参加した岡山市の企業を通じて行っています。
(発案者/池田彩乃さん)
「受験に苦しんでるっていうのをニュースで見てたりしてたので子どもたち、後輩たちをサポートすることができるんじゃないかといったところで思いつきました。」
オンライン授業は、画面上に文字を書き込みながら進めていきます。
石田君は週に1回、塾にも通っていますが分からないところを補うためにこのサービスを取り入れました。
(小学6年生/石田大知君)
「塾は分からないことを聞きにくかったけど、1対1の家庭教師ならそういうのを聞きやすくて分からないところをやるのには最適だと思います」
(大知君の父/石田篤史さん)
「オンラインだと自分で説明を先生に対してするので、本当に理解しているかどうかが分かる。岡山の人に教えてもらえるサービスなのでとても魅力的だなと思います」
授業料は30分2250円から、学年に合わせて設定されています。
(池田彩乃さん)
「大学に入ってどういったことをするのか、将来どういったことをしたいのか分からないといった方もいろんな先輩の話を聞いて参考にしていただけたら」