岡山市で6日、外国人に分かりやすい日本語を学ぶセミナーが開かれました。
岡山市が開いた「やさしい日本語」講座です。
講師は環太平洋大学の大平真紀子さん。市民など約50人が外国人に分かりやすい日本語の使い方を学びました。
「やさしい日本語」に直すポイントは、小学校2・3年生で習う簡単な言葉を使うこと、1文を短くすること、カタカナ外来語はできるだけ使わないこと、二重否定は避けることなど12個です。
「やさしい日本語」に正解はありませんが、相手に合わせて言い換えるのがポイントです。
(記者)
「私は相談窓口をやさしい日本語に直したんですが、分からないところを聞くところと答えました。先生は相談するところと話していました。相手の方がどれだけ日本語を理解していて何が分からないのか自分が理解しないといけないため、かなり難しいと感じました」
9月末時点で岡山市に住んでいる外国人は約1万3000人、人口の2パーセントです。
(参加者はー)
「何気なく難しい言葉使ってると思いました。我々も。自分の言葉を見つめ直すという点でも良かったです」