陸上女子1万メートルで東京オリンピック代表内定を決めた新谷仁美選手の地元・岡山県総社市で8日、懸垂幕が設置されました。
午前9時半、総社市役所に出場内定を祝う懸垂幕が掲げられました。
新谷仁美選手は4日、大阪市で行われた日本選手権女子1万メートルに出場。18年ぶりの日本記録更新でレースを制し、東京オリンピック代表に内定しました。
(記者)
「新谷選手は、総社市の山手小学校の出身で小さいころから陸上選手になる夢をつづっていました」
小学校の卒業文集、タイトルは「走ることってうれしいな」。陸上大会で優勝した喜びなどが書かれています。
新谷選手の6年生の時の担任・本田和明さんは。
(山手小学校/本田和明 元担任)
「そのころから走るのが大好きで、何かあったら走る、嫌なことがあっても走る。彼女にとっては走ることがすごい楽しい」
興譲館高校時代には、国体3000メートルや全国高校駅伝で優勝するなど頭角を現します。
2012年にはロンドンオリンピックに出場し、女子1万メートルで9位となりました。
2014年にはけがなどを理由に引退しましたが、2018年に復帰。今回の快挙となりました。
(東京五輪代表内定/新谷仁美 選手)
「今はすっきりした状態。すっきりした気持ちととてもうれしい気持ち」