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この季節だからこそ見られる景色…小豆島の冬の風物詩「天日干し」を高松市で

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 14日からは一気に冷え込みが強まる予報で、寒さが本格化しそうですが、この季節だからこそ見られる景色を取材しました。

(瀧川奈津希リポート)
「太陽の下で冷たい風になびいているのは『そうめん』です」

 高松市東植田町の「麦縄の里」では、手延べそうめんの「天日干し」が行われています。

 「天日干し」は、そうめんをすだれ状にかけて、冬の冷たく乾いた風と日光にさらす作業です。

(麦縄の里/真砂泰介さん)
「夏は作業をするにあたって、暑すぎて生地がどんどん延びていくんですね。そういう意味で、寒い時期にする『そうめん』というのはすごくおいしいものができる」

 1日当たり8時間、約420本の管に、そうめんをかけて干します。
 「麦縄の里」では、この作業を10月以降の晴れた日に行っています。

 真砂さんの出身は小豆島。小豆島で有名な天日干しの風景をもっと身近に感じてもらいたいと3年前、高松市にそうめんの工房を作りました。

(麦縄の里/真砂泰介さん)
「この(天日干しの)風景が代々ずっと後世に継がれていって、それが文化となってその冬の風物詩として、みんなが県外の人に『高松の天日干しのそうめんやで』というふうになっていってくれたらいいなと思います」

 そうめんの「天日干し」は、2021年3月ごろまで続くということです。

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