香川県の特徴的な地形を教育などに活用するためのセミナーが開かれました。
地層・岩石・地形などの自然遺産を含む公園のことを「ジオパーク」といい、近年、観光・教育の場として注目されています。
香川県三木町で開かれたセミナーには市民ら約15人が参加しました。
セミナーでは香川大学創造工学部の長谷川修一教授が香川県の大地の成り立ちや持続可能な地域づくりについて話しました。
そして、香川県出身の若者の定住を促すために地域への愛着を育てる教育が必要だと強く訴えました。
(香川大学 創造工学部/長谷川修一 教授)
「いずれ田舎だと高校までしかない、大学だとどこかへ出なければならない。その子どもたちがきちんと帰ってきてくれる、そういう種をまいておかなければならない」
また、「私たちが住んでいる地域は過去の土砂災害や水害によって形成されたもので、大地の成り立ちを知り、災害を予見することが大切だ」と訴えました。