23日、高松市の香川県立ミュージアムで「記念物の保護」に関する講座が開かれました。
「記念物」は遺跡や名勝、動植物などの中で国の歴史を表したり希少性が高かったりと価値が高いものを指します。1919年に保護を目的とした法律が作られ、1922年には、栗林公園が香川県で初めての「記念物」に指定されました。
講座では香川県立ミュージアム主任文化財専門員の信里芳紀さんが、記念物を指定する制度を中心に保護の歴史を説明しました。
(主任文化財専門員/信里芳紀さん)
「どういったきっかけで大切に保護されるようになったのか。今を知るためには前の姿を知って、さらにそれを受けて将来に保護していく保存していくということにつながっていけばいい」