新型コロナウイルスのワクチン接種に向け岡山市も準備を進めています。大森市長は市民が納得した上で接種を受けられるよう情報発信に努める考えを示しました。
岡山市では、4月に高齢者へのワクチン接種を始められるように、人員確保などの準備を進めています。
3日の対策本部会議では、川崎医科大学の中野貴司教授がワクチンの効果の他、だるさや筋肉痛などの副作用について話し、市民にできるだけ多くの情報を提供してほしいと訴えました。
(川崎医科大学/中野貴司 教授)
「かかりつけの先生からのお言葉とか、そういったものを踏まえた上で正しい判断を下していただくことが、一番いいことじゃないかな」
(岡山市/大森雅夫 市長)
「(市民の)不安を払拭していくことが重要なのではないかなと思います。丁寧な情報発信をしていきたい」
岡山市では、市内に住む8割の高齢者約15万人が接種を受ける場合、ひと月当たり13万3000回の接種ができるだけの体制を整える必要があります。市は集団接種ができる会場の確保などに努めたいとしています。