コーヒーを飲む時間が楽しくなるような器を集めた展覧会が岡山市で開かれています。
ほっと一息つきたい時に入れる一杯のコーヒー。そんな時間がさらに充実するような器たちが、岡山市北区の「アートスペース油亀」に大集合しました。
展覧会には、とってもユニークな取っ手があしらわれているものや、瀬戸内の空と海をイメージして作られたものなど、岡山・香川の作家の作品も並びます。
(記者リポート)
「部屋中に色んな種類のコーヒーカップが並んでいます。選ぶカップによってコーヒーの味も変わるそうなんです」
(インタアートスペース油亀/柏戸喜貴 代表)
「石を原料にした表面に艶があるもので飲むとキレがいい、飲み口が良かったりする。逆に深煎りのがつんとしたコーヒーが好きな人だと土を固めて表面がざららしている器で飲んでもらうと、水をろ過するような作用があるので、よりまろやかに感じておいしいかなと思います。自分の味はどういうコーヒーにしようかなと、器から考えても楽しかったりします」
コーヒーカップだけでなく、ドリッパーやコーヒー豆を焙煎するための器も並びます。
新型コロナの影響でお家時間が長くなり、コーヒー豆を自分で焙煎する人が増えているそうです。
この展覧会では全国各地のコーヒー好きの作家の作品約6000点に出会えます。お家時間を彩るお気に入りをあなたも見つけてみませんか。