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西日本豪雨の被災地・倉敷市真備町の“憩いの場”「ゴリラカフェ」が閉店 岡山

 支援は新しい形に変わります。岡山県倉敷市真備町で子どもたちの憩いの場となっていた「ゴリラカフェ」が、2月28日に最終日を迎えました。

 倉敷市真備町有井の、「ゴリラカフェ」です。

 真備町で支援活動を続けている、NPO法人災害支援団・ゴリラが2020年4月以降隔週の土曜日と日曜日に運営してきました。

 「ゴリラカフェ」では子どもたちを支援するため、大人は100円の募金につき1枚のチケットを黒板に貼ります。

 子どもたちはそのチケットで1日200円分まで、駄菓子やフレッシュジュースなどの購入に使えるという取り組みをしてきました。

 この子どもたちへの支援の輪は大きく広がっていました。

(記者リポート)
「こちらの黒板にはびっしりとチケットが並んでいます。この1年間でなんと約2800枚、28万円分もの支援が寄せられたということです」

 ゴリラカフェではこの1年間で、のべ約1300人の子どもがチケットを使用しました。

 子どもたちにとっては被災して、離れ離れとなっていた友達にも会える、「憩いの場」となっていました。

 しかし、真備町のコミュニティーを再生するきっかけ作りができたことや必要なボランティアを集めることが難しくなったことなどから、ゴリラカフェは2月28日で区切りを付けることになりました。

(訪れた子どもは―)

「楽しかった。(Q.なくなることは?)ちょっと悲しい」

「みんなと会えるから楽しい場所。もっとやってほしかった」

(訪れた人は―)
「今まだみなし(仮設住宅)に住んでいて、子どもも見てくれて、癒しの場というか話を聞いてもらえたりもして、とてもいい場所だった」

 2月28日は天気にも恵まれ、客足は絶えることはなく、子どもも大人も思い思いの時間を楽しんでいました。

 カフェに使っていたトレーラーハウスは返却するため道具をすべて片付けました。

(災害支援団ゴリラ/茅野匠 代表)
「ちょっと一旦ここで1年間やってきて、小休止で、もう一回新たに何かさらに次のステージに向かっていくべきと思う」

 災害支援団ゴリラでは今後、キッチンカーを購入し、規模を縮小して、継続的に支援活動を行うとともに子どもへの食育活動なども検討しています。

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