香川県の3カ所の医療機関に3月5日、ワクチンの第1便が到着しました。
このうち、さぬき市民病院には午後3時45分ごろ新型コロナウイルスワクチン1箱、975回分が届きました。さぬき市民病院の医師や看護師など約180人のほか、大川地区の消防の救急隊員や、周辺の医療機関への分配分を対象に3月8日から順次接種します。
この他、観音寺市の三豊総合病院と丸亀市医師会診療所にもそれぞれ1箱ずつが届きました。いずれも接種は15日から始めます。
3月6日には、高松市立みんなの病院と坂出市立病院にも到着の予定です。
香川県では全部で10カ所の医療機関に、3月第1週から第2週にかけて9750回分のワクチンが配送されます。
これらの医療機関では周辺の病院の医療従事者などにも分配しますが、対象者は香川県内で3万8000人に上るため、感染者に接する人を優先して接種していくことになります。