萩焼の若手陶芸家による展覧会が岡山市の百貨店で開かれています。
岡山高島屋で開かれている萩焼の展覧会には若手陶芸家5人の作品、約150点展示されています。
萩焼とは、山口県萩市を中心に作られている陶器で400年以上の歴史があります。
こちらは、13代続く窯元の後継者、田原崇雄さんの作品「流白釉鉢(りゅうはくゆうばち)」です。
(陶芸家/田原崇雄さん[39])
「松の灰を使った釉薬(ゆうやく)をかけることでグラデーションや色の変化を狙ったもの。釉薬の色の変化の境目の流れ具合などを見てほしい」
新庄紹弘さんの作品「窯変花器(ようへんかき)」も展示されています。
(陶芸家/新庄紹弘さん[35])
「全体的に変化がある感じ。均一でなくて色が変わっているところと元通りのところと、それぞれ表情があるのでそういうところを楽しんでほしい」
この展覧会は岡山高島屋で3月9日まで開かれています。