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「なまこ壁」をそのまま生かし タリーズが倉敷美観地区に19日オープン 岡山

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 岡山県を代表する観光地、倉敷美観地区に大手カフェチェーンの「タリーズコーヒー」が3月19日、オープンします。

 情緒豊かな街並みが楽しめる倉敷美観地区に19日オープンするタリーズコーヒー。    
 全国で約800店舗を展開していますが、伝統的建造物群保存地区に出店するのは初めてです。

 建物は、日本の伝統的な壁塗り「なまこ壁」などをそのまま生かしているほか、のれんには倉敷帆布を使用しています。

(記者リポート)
「タリーズコーヒーのロゴと言えば深緑とエンジ色なんですがこの店舗では景観に溶け込むよう黒色にしています」

 従来のタリーズコーヒーは店内に明るい茶色を多く用いていますが、この店では白と黒を基調としています。
 また、カウンターは和だんすのようなデザインにしていて、美観地区の雰囲気に合うような工夫が施されています。

 座席数は36席です。タリーズコーヒーでは、観光地に出店することで認知度のアップを狙いたいとしていて、美しい建物を保存しつつも内装に工夫を凝らすことでくつろぎのひと時を提供したいとしています。

(プラントツリーズ[運営会社]/辻󠄀村義彦 社長)
「観光のお客さまはもちろんなんですが、当社が地元に根差したお店を目指しています。なので、倉敷から元気を発信することと地元の方にも気軽に利用していただけるようなお店にしていきたいです」

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