新型コロナウイルスのワクチンの高齢者への接種について、岡山県では4月中旬に始まる方針が決まりました。まずは高齢者施設の入所者などが接種を受けることになります。
岡山県と各市町村が協議して決めたものです。
岡山県によりますと、県内の高齢者約56万人に対して4月中に国から配分される予定のワクチンは、現時点で約2万4000人分です。
まずは4月中旬、クラスター発生のリスクがある高齢者施設の入所者などから接種を始める予定です。それ以外の高齢者については、5月10日から各市町村で予約を受け付け、5月17日に始める予定です。
また、協議会ではワクチンの個別接種について県内全域で共同接種体制を築く方針です。
現状では原則、住民票がある市町村でしか接種を受けられませんが県内のどの市町村でも可能になる見通しです。