香川県多度津町の高校で31日、ドローンの操縦を学ぶ講習が始まりました。
多度津高校は、将来、土木現場などでドローンを活用できる人材を育てたいと、2019年からドローンを使った授業を行っています。
これまでは主に職員が操縦していましたが、生徒が操縦できるようにするため2月に国土交通省が管理する講習団体に登録しました。
この日は初めての講習で生徒4人と職員2人が参加し、2020年に生徒が授業で制作したドローン2台を使って、決まった範囲内を移動させたり長時間同じ場所にとどめたりして操縦の技術を学んでいました。
(野口真菜リポート)
「講習では50センチほどの機体を細かに調整しながら操縦していきます。私も実際に少し小型のものを動かしてみます。上下、左右、前後を計算しながら動かすのが難しいです」
講習は3日間行なわれ、修了すると操縦者としての認定を受けることができます。
(多度津高校 土木科 1年/渡邊直也さん)
「思った以上にちょっと動かしただけでも一気に動いてしまうので、ちょっとずつ動かすのが難しかったです」
(多度津高校 電気科 2年/合田悠生さん)
「多度津高校のPR動画としてドローンを使って撮影したいなと思っています」
今回認定を受ける生徒は今後実習などでドローンを活用する方針で、学校では夏休みにも講習をし操縦できる生徒を増やしたいとしています。