岡山県真庭市の蒜山高原で春の風物詩「山焼き」が行われました。
蒜山高原には、有志グループの「山焼き隊」やボランティアなど60人が集まりました。
山火事を防ぐため背負い式消火装置の使い方を教わってから、火を入れます。
江戸時代から続く蒜山高原の山焼きは、枯れ草を焼くことで植物の芽生えを促すことなどが目的です。
蒜山高原に自生するサクラソウなど希少な動植物の保全にも役立ちます。
草原の上と下から付けた火は、勢いよくパチパチと音を立てて燃えていき、約48ヘクタールの斜面などを真っ黒に染めました。